ともかくちゃんと走らないことで有名なアレグラ号を入手したので原因究明及び本線復帰できるよう改善します。
その前に、線路、車輪をしっかり清掃して通電確認します。
前照灯はチラつくし走りもぎくしゃくです。
マズは原因究明のため下廻りを分解して点検します。
集電版から通電させるとモーターが回転しません。
モーターに直接配線すると、かなりぎくしゃくして回り始めますが動きます。
ということで端からテスターを当てて辿っていくとしたの基板部分の導通が怪しいようです。
基板右側、テープを貼って絶縁している部分は車h審では綺麗そうですが目視では酸化して光沢なく、かつ接点間が浮いているようにもみえます。
ただ、マルの3か所とも集電板との接触は怪しい感じです。
台車からの集電部分ですが、ほとんど床板から出ていません。
先端も酸化して黒ずんでいます。
床板と内装床板の間には上下方向に余裕がありそうです。
基板はよくわからないけどこんな部品が付いています。
付いているとモーターの回転開始電圧が高くないと回らないようになっていました。
前照灯が点灯してから走りだすようする近年のTOMIX製品に組み込まれている部品のようです。
旧カーブを曲がれるようにかなり首を振る構造の動力伝達軸取り付け部ですが、両端とも全く潤滑されていません。
両軸外しましたがどちらも無給油です。
こんな小さいボールヘッドなので無給油だとすぐに摩耗してしまいそうですが・・・・
電導板を外すため台車を分解します。
モータは端子側が爪に引っかかっているので写真の斜め左上方向にひく抜くように外します。
基板の端子、基板側モーター端子の裏側に半田鍍金します。
入れる位置を合わせて端子間にはんだを流して固定
元のように組み戻し、出口部の両軸にグリスを塗布しておきます。
ギヤボックス、動力伝達軸等にグリスを塗布します
通電不良解消のため集電版からモーターまで物理的に結線して導通不良を防止します
ウエイト板を載せても首振りのケーブルを拘束することはありません
内装床板をかぶせて完成です
☆実走